日本食道学会
学会ニュース

お知らせ

【NCD データを利用した消化器外科領域新規研究課題の公募について】

日本食道学会
外科系会員 各位

理事長     安藤 暢敏
NCD部会長 藤 也寸志

この度、日本消化器外科学会から、【NCDデータを利用した消化器外科領域研究課題の公募】の連絡がありました。日頃データ入力にご協力いただいている食道学会外科系会員の皆様へもこれを周知し応募する機会を提供するべきと考え、ここにご連絡致します。

詳細は添付資料:2014 NCD研究課題募集をご覧下さい。

  • ●日本消化器外科学会は、消化器関連の各学会・研究会を対象として2011〜2013年のNCD登録データを用いた研究課題を募集しています。
  • ●各学会から提出された課題は、消化器外科学会で採用について審査されます。
  • ●採用課題については、NCD側でデータ解析を行い、結果が渡されるというシステムです。(個人が原データを扱って解析することはできません)
  • ●この研究は有料です。昨年度に食道学会から応募し採用された課題(下記参照)の費用の見積りは約260万円でした。費用は課題内容によって異なると予想されますが、この程度の費用は必要になるのではないかと予想されます。食道学会として100万円支援します。
    (費用については、消化器外科学会において採用が最終決定され、必要なデータ量などが分かって初めて明らかになるようです。従って、余りに高額の場合はその時点で取り消しすることはやむを得ないと思います。)
  • ●応募要領の2:公募する研究種目の(2)データ追加型研究は、さらに高額になることが予想されますので、対象外とします。(1)のみを対象とします。

尚、添付資料:2014 NCD研究課題募集の「はじめに」にありますように、日本消化器外科学会ではNCD と共同で、2011 年登録データをもとに主たる8 術式について論文化しています。食道領域でも「esophagectomy」について論文化し、Ann Surgに受理されています。
A Risk Model for Esophagectomy Using Data of 5354 Patients Included in a Japanese Nationwide Web-Based Database.
Takeuchi H, Miyata H, Gotoh M, Kitagawa Y, Baba H, Kimura W, Tomita N, Nakagoe T, Shimada M, Sugihara K, Mori M.
Ann Surg. 2014 Apr 16. [Epub ahead of print] PMID:24743609

つまり、NCDで入力した各項目とmorbidity, mortalityとの比較によるリスクモデルの検討は既に解析済みです。

2013年度に食道学会から応募し採択された課題は、以下の通りです。
【研究課題】わが国における胸腔鏡下食道切除術の安全性評価とリスクモデルの確立
【研究代表者】北川 雄光 先生 (慶應義塾大学)

会員の皆さんから研究課題を募集いたします。

以下の要領で募集・審査を行います。
(スケジュールが非常にタイトで申し訳ありませんが、消化器外科学会への締切りが今年5月30日ですのでご了解ください。)

  • (1) 応募受付 締切:2014年5月20日(火)の正午
    添付資料:様式1-申請書(食道学会)を作成 → 日本食道学会事務局 office@esophagus.jpへメール
  • (2)食道学会理事会で審査し、1題を採用
  • (3)採用課題を、食道学会が承認した課題として消化器外科学会に提出

以上、よろしくお願い申しあげます。

お問い合わせは、日本食道学会事務局までお願いします。
特定非営利活動法人日本食道学会 事務局
〒130-0012
東京都墨田区太平2-3-13
廣瀬ビルディング4階
TEL/FAX:03-6456-1339
E-mail:office@esophagus.jp


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