日本食道学会
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第73回食道色素研究会

第73回食道色素研究会
Japanese Research Society for Early Esophageal Cancer and chromoendoscopy

第73回食道色素研究会を下記のごとく開催致しますので、ご案内申し上げます。

事前検討会日時 平成27年7月10日(金)13:00 ~17:00
会場 東京医科歯科大学医学部附属病院 症例検討室(B棟5F)予定
研究会開催日 平成27年7月11日(土) 9:00 ~16:00
研究会会場 東京医科歯科大学 M&Dタワー2階 鈴木章夫記念講堂

主題
  「転移のあった食道T1a-MM癌」

食道T1a-MM癌については,第46回食道色素研究会「転移のあったm3・sm1食道癌」においてその臨床病理学的特徴の詳細な検討が行われ,その転移頻度は9.3%と報告されている.報告から10年以上経過し,その後NBIやBLIを用いた拡大内視鏡観察による診断法の開発,および治療においては一括切除が可能なESD治療が普及し,さらに多くの食道早期癌症例が集積されつつある.食道早期癌の治療にESDが主流となった現在,外科切除例,内視鏡的切除例(追加治療で手術,もしくは転移が後から生じた症例を含む)を集積し,改めて食道T1a-MM癌の転移頻度を明らかとするとともに,転移のあったT1a-MM癌の特徴を検討したい.

1)食道T1a-MM癌の転移頻度を明らかにする.
2)転移のあったT1a-MM癌の特徴を検討する.所見上の特徴はあるのか,拡大観察での観察ポイントはあるのか.術前の診断で,転移を予測する所見はわかるのか.危険因子は何か?
3)予後はどうか?
尚,内視鏡的切除例での転移や予後の解析は3年以上経過が追えた(~2012年4月までの治療)症例で行い,扁平上皮癌もしくは扁平上皮癌成分を含む特殊型(腺癌,悪性黒色腫を除く)に限る.症例提示は,通常内視鏡,拡大内視鏡,食道造影,超音波内視鏡等の総合的な精密診断が行われ,病理組織学的に1対1対応が可能な例に限って頂きたい.経験の多い施設には多数例での検討をお願いする.またアンケート調査を実施し,‘危険な’食道T1a-MM癌に迫りたい.

演題募集要項
抄録は所属・演者名・本文を400字以内で作成し、テキストファイルで添付して下記抄録送付先にメールで応募して下さい。尚、発表は各自ノートパソコンを持参して頂き、プロジェクター1台での映写発表となります。

締切日 平成27年5月29日(金)必着
抄録送付先 食道色素研究会 事務局 (担当:滝澤優名)
東京医科歯科大学 食道・一般外科学分野
〒113-8519 東京都文京区湯島1-5-45
TEL:03-5803-5254
FAX:03-3817-4126
E-mail:sikiso.srg1@tmd.ac.jp

第73回食道色素研究会 当番世話人
東京医科歯科大学 食道外科 川田 研郎
〒113-8519 東京都文京区湯島1-5-45
TEL:03-5803-5254、FAX:03-3817-4126
E-mail:kawada.srg1@tmd.ac.jp

共催 食道色素研究会
興和創薬株式会社