平成23年5月19日
特定非営利活動法人日本食道学会
会員の皆様へ
日本食道学会から緊急のお知らせ 〈第3報〉
第65回日本食道学会学術集会は東日本大震災により6月の開催を中止せざるを得ませんでした。その後、状況の変化もあり仙台の復興も進みつつあるということで、山田章吾会長より平成23年9月26日頃仙台で小規模の学術集会を開催したいとのご希望が寄せられました。
現在、理事会並びにプログラム委員会で、どのように開催するか、日程、プログラム等詳細を検討させて戴いております。いずれにせよ会員の先生方よりご応募戴きました演題につきましては、採用通知を皆様のお手元に発送いたしております。主題(シンポジウム、パネルディスカッション、ワークショップ)のうち幾つかのセッションについてご講演戴くこととなり、その他の主題と一般演題は、紙上発表とさせて戴くこととなると存じます。
教育セミナーについても紙上発表とし、参加資格についてどのように対応するかを検討中です。
また、日本胸部外科学会(田林晄一理事長、上田裕一会長)より当学術集会での紙上発表の演題を“日本食道学会登録演題”と明記して応募して戴き、査読のうえ口演演題として採用されれば、第64回日本胸部外科学会定期学術集会で発表することができるというお申し出がございました。その際には、日本胸部外科学会学術集会抄録集に“日本食道学会登録演題”として収載されることとなります。(別項参照)
このお申し出について持ち回り理事会で検討の結果、良いだろうという意見が多くございました。当学会としましては、日本胸部外科学会への参加を積極的に推進していることでもあり、認めさせて戴きたいと存じます。 なお、当該発表演題のオリジナリティー、版権は、日本食道学会にございます。
日本食道学会の演題と全く同じではなく、できるだけ視点を変えたご発表をお願いすると共に、重ねて第64回日本胸部外科学会定期学術集会へ積極的に演題応募下さいますよう願い申し上げます。
さらに日本食道学会食道外科専門医申請には、日本胸部外科学会会員であることが条件となっていることを申し添えます。
東日本大震災からの復興、特に福島第一原発事故の収束には、まだまだ年余の期間を要するかと存じます。できるかぎりの支援をさせて戴きたいと存じます。会員の皆様のご協力を重ねてお願い申し上げます。
特定非営利活動法人 日本食道学会
理事長 幕内 博康
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