第80回食道色素研究会

第80回食道色素研究会
Japanese Research Society for Early Esophageal Cancer and chromoendoscopy

第80回食道色素研究会を下記のごとく開催致しますので、ご案内申し上げます。

事前検討会日時 令和元年7月19日(金)13:00~17:00
事前検討会会場 東北大学病理学教室(予定)
研究会開催日 令和元年7月20日(土)9:00~17:00
研究会会場 仙台厚生病院 管理棟1階 熊谷・海老名ホール

主題

「JES B2の再考」

NBI拡大内視鏡によるSCCのJES分類(Japan Esophageal Society Classification)が開示されて7年が経過した。JES B2に相当する血管は多様で深達度診断精度には改善の余地があることから、一部でJES B2の細分類が提唱されている。一方で分類の複雑化は汎用性を低下させ、既に普及した分類に混乱をもたらす可能性もある。
JES B2病変のうちJES B1、JES R、AVAとの鑑別が難しい症例を持ち寄り、血管形態、深達度診断と病理組織学的背景の関係を討論したい。特に、癌巣内の高度炎症細胞浸潤部に出現する特徴的な血管や、JES B1が混在するJES B2と深達度の関係、JES B2の領域性と深達度診断に関する検討を歓迎したい。検討に当たっては内視鏡的な関心領域と病理組織が1対1対応できる症例を期待する。また、多数例の検討報告も歓迎する。
最終的に以下のStatementに関して採択、非採択、保留のいずれか結論を出し、今後のJES分類のあり方に一石を投じたい。
Statement 1「炎症の波及した癌部の血管はJES B2の亜型である」
Statement 2「JES B2領域内のJES B1の存在は深達度診断に影響を及ぼす」
Statement 3「JES B2の領域性と癌深達度には関連がある」
Statement 4「JES B2の細分類は必要である」

演題募集要項

抄録は所属・演者名・本文を400字以内で作成し、テキストファイルで添付して下記抄録送付先(仙台厚生病院医局内 第80回事務局宛)にメールで応募して下さい。尚、発表は各自ノートパソコンを持参して頂き、プロジェクター1台での映写発表となります。

締切日 令和元年6月10日(月) 必着
抄録送付先 第80回食道色素研究会 事務局 (担当:斎藤)
仙台厚生病院 医局
〒980-0873 仙台市青葉区広瀬町4-15
TEL:022-222-6181 FAX:022-713-8013
E-mail:uh9t-tsm@asahi-net.or.jp

第80回食道色素研究会 当番世話人
仙台厚生病院 消化器内科 平澤大
〒980-0873 仙台市青葉区広瀬町4-15
TEL:022-222-6181 FAX:022-713-8013
E-mail:hirasawa@sendai-kousei-hospital.jp