各種資格について

平成30(2018)年度食道外科専門医認定業務(新規申請)に関するお知らせ

平成30(2018)年度食道外科専門医認定業務(新規申請)を下記の通り行います。希望者は実施要領および規則等を確認のうえ、期日までに申請してください。
(専門医関連規則が一部変更されました。詳しくは「食道外科専門医関連規則変更のお知らせ」および「食道外科専門医・食道科認定医審査のための業績基準変更のお知らせ」をご参照ください。
なお、今年度より手術ビデオ審査が導入されます。それに伴い新たな書類(手術ビデオ患者承諾証明書手術ビデオ説明書およびタイムテーブル表)の提出が必要となりますので、ご注意ください。

1.日程概要

申請書類の受付期間 平成30(2018)年6月1日(金)~同年7月31日(火)午後5時必着
受験資格の通知時期 平成30(2018)年11月上旬(予定)
試験日 平成30(2018)年11月17日(土) 於・東京
筆記試験・口頭試問
審査結果の通知時期 平成30(2018)年12月上旬(予定)

2.申請資格

次の各項目に定めるすべての資格が必要です。

  1. 日本国の医師免許証を有すること。
  2. 日本食道学会の認定する食道科認定医であり、かつ申請時に継続して5年以上本学会会員で会費を完納していること。
  3. 日本消化器外科学会が認定する消化器外科専門医または日本消化器外科学会指導医ならびに日本胸部外科学会会員であること。あるいは、呼吸器外科専門医合同委員会が認定する呼吸器外科専門医または日本呼吸器外科学会が認定する日本呼吸器外科学会指導医(旧専門医)ならびに日本消化器外科学会会員であること。
  4. 日本食道学会食道外科専門医認定施設または準認定施設において、申請する前の5年間(2013年1月1日~2017年12月31日)に、所定の修練カリキュラムに従い、通算3年以上の修練を行っていること。
  5. 診療経験として日本食道学会食道外科専門医認定施設または準認定施設において、申請する前の5年間(2013年1月1日~2017年12月31日)に50点以上の食道疾患症例の手術経験(術者および指導的第一助手)を有していること。(食道外科専門医制度規則施行細則「本学会食道外科専門医審査のための手術経験一覧」を参照)。
    このうち食道癌に対する胸部食道切除術が15点以上なければならない。
  6. 研究業績として、申請する前の5年間(2013年1月1日~2017年12月31日)に食道外科に関する論文および学会発表を10点以上有していること。(同「食道外科専門医審査のための研究業績点数表」を参照)。
    この研究業績は、すべて「本学会食道外科専門医審査のための業績基準」に明記された医学雑誌または学術集会に発表されたもので、筆頭または共同発表者として日本食道学会における学会発表、もしくは機関誌Esophagusにおける論文発表を1編以上含まなければならない。
  7. 研修実績として、申請する前の5年間(2013年1月1日~2017年12月31日)に本部会および専門医制度委員会が定めた諸学会の学術集会、またはこれらが主催する教育セミナーへの出席を30点以上有しており、参加証または修了証もしくはこれに準ずる証書によって証明できること。(同「食道外科専門医申請のための研修実績点数表」を参照)。
    この研修実績には、日本食道学会学術集会への参加2回以上、日本食道学会の主催するセミナー受講2回以上を含まなければならない。

3.申請方法

本ページより「食道外科専門医認定申請書」をダウンロードし、申請書を作成してください。なお、この方法による入手ができない場合は、日本食道学会事務局へご連絡ください。

提出書類は下記の通りです。「申請書類記入上の注意点」を確認のうえ、書類を作成してください。

  1. 食道外科専門医認定申請書
  2. 医師免許証(写)
  3. 食道科認定医認定証(写)
  4. 消化器外科専門医認定証(写)または日本消化器外科学会指導医認定証(写)、あるいは呼吸器外科専門医認定証(写)または日本呼吸器外科学会指導医(旧専門医)認定証(写)
  5. 履歴書
  6. 診療経験一覧表(修練責任者の署名・捺印)および診療経験(手術内容・入院経過)の詳細
  7. 診療経験を証明するものとして、日本食道学会食道外科専門医認定施設または準認定施設における公式手術記録のコピー全頁(術者、術式、疾患名、手術年月日が確認できるもの。確認できない場合、公式手術記録でない場合は認められません。)※患者名など個人が特定できるものはすべて黒塗りにする。
    また、手術記録に執刀・指導の別、担当領域の記載欄がない場合は所定の「術者一覧表」の添付が症例ごとに必要です。
    ※提出できる症例は日本食道学会食道外科専門医認定施設または準認定施設の症例に限ります。
  8. 縦隔郭清を伴う胸部食道癌の胸部操作に関する未編集ビデオを収めたDVD(診療経験として提出した手術記録の中から申請者本人が術者として行ったものに限る。)
    ※手術ビデオ患者承諾証明書、手術ビデオ説明書およびタイムテーブル表を添付してください。
  9. 修練カリキュラム修了認定書(写)
  10. 研究業績およびその業績を証明するもの(論文別刷または発表学会や内容、発表者がわかるプログラム・抄録などのコピー)
  11. 研修実績およびその実績を証明するもの(学会の参加証およびセミナー受講証のコピー)
  12. 本学会評議員1名の推薦書(評議員の署名・捺印)
  13. 顔写真2枚(サイズ:3×4センチ)※写真の裏に氏名を明記してください。

4.手続き

申請手数料40,000円を下記の口座にお振込みください。

振込先 三井住友銀行 千葉支店 普通預金
店番号 066
口座番号 7954330
加入者名 特定非営利活動法人 日本食道学会
食道外科専門医認定委員会

※ 現金を直接事務局に送付することは、ご遠慮ください。
(申請書に銀行の振込明細を添付する必要があるため、現金の送金については受付できません。)

申請書類の送付先

住所 〒130-0012 東京都墨田区太平2-3-13 廣瀬ビルディング4階
特定非営利活動法人 日本食道学会 食道外科専門医新規申請係 宛
TEL 03-6456-1339
E-mail office@esophagus.jp

※ 郵便書留や宅配便など、配達記録が残る方法でご送付ください。
申請書の提出締切りは平成30(2018)年7月31日(火)の午後5時(必着)です。それ以降の送付については受付できません。

5.受験資格の判定

提出された申請書類に基づき、申請資格の有無について判定します。申請資格を満たさない場合あるいは申請書類に不備がある場合は、受験資格はなしと判定されますので、ご注意ください。
結果は11月上旬(予定)に申請者へ通知するとともに、受験資格がある者には受験票を送付します。

6.試験の方法

試験は筆記試験と口頭試問が行われます。
試験会場および集合時間は受験票に記載します。

7.合否判定

合否は筆記試験および口頭試問の成績で判定します。
結果は平成30(2018)年12月上旬に通知します。合格者は食道外科専門医認定料として40,000円が必要となります。

8.その他

食道外科専門医を取得しますと、本学会ホームページ「食道外科専門医・食道科認定医名簿」に氏名が掲載されます。